#25 接尾辞-an

レベル: 中級1

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今日の題材

インドネシアには多くの新聞・ニュースメディアがあり、国民の情報源として重要な役割を果たしています。代表的なものとして、Kompas(コンパス)、Tempo(テンポ)、Republika(レプブリカ)などがあります。近年はオンラインメディアも急成長しており、detik.comtirto.id など、デジタルネイティブのメディアも広く読まれています。

ニュースの見出しや記事には -an が付いた名詞が頻繁に登場します。今回はこの接尾辞 -an による名詞化のルールを学びましょう。



例文

以下はすべて独自例文です(実在の記事からの引用ではありません)。

1. Tulisan wartawan itu tentang perubahan kebijakan pendidikan sangat menarik. (その記者の教育政策の変化についての記事はとても興味深い。) 2. Makanan dan minuman khas daerah menjadi topik utama di majalah wisata. (郷土料理と飲み物が旅行雑誌の主要トピックになっている。)


文法の説明

ポイント1: 動詞語根 + -an = 結果・産物の名詞

動詞の語根に -an を付けると、その行為の結果産物を表す名詞になります。これが最も一般的な -an の使い方です。

動詞語根+ -an意味
tulis(書く)tulisan書いたもの・記事・文章
makan(食べる)makanan食べ物
minum(飲む)minuman飲み物
bangun(建てる)bangunan建物
tanam(植える)tanaman植物・作物
ajar(教える)ajaran教え・教義
pikir(考える)pikiran考え・思考
buat(作る)buatan製品・〜製

例文(独自例文):


ポイント2: 形容詞 + -an = 性質の名詞 / 程度の表現

形容詞に -an を付けると、その性質に関連する名詞や、程度を表す語になります。

形容詞+ -an意味
manis(甘い)manisan砂糖漬け・甘いお菓子
asin(しょっぱい)asinan漬物・塩漬け
dingin(冷たい)dinginanより寒い(口語)
tinggi(高い)tinggianより高い(口語)
kotor(汚い)kotoran汚物・ゴミ

例文(独自例文):


ポイント3: 名詞 + -an = 類似・模倣 / 範囲

名詞に -an を付けると、「〜のようなもの」「〜に関するもの」「〜の範囲」などの意味になります。

名詞+ -an意味
rumah(家)rumahan家庭的な・自家製の
laut(海)lautan大洋・広大な海
darat(陸)daratan大陸・陸地
darat(陸)daratan大陸・陸地
sayur(野菜)sayuran野菜類(総称)
buah(果物)buah-buahan果物類(総称)

例文(独自例文):



基本単語

単語意味例文
tulisan文章・記事Tulisan ini ditulis oleh wartawan senior.(この記事はベテラン記者によって書かれた。)
makanan食べ物Makanan di kantin ini enak.(この食堂の食べ物はおいしい。)
minuman飲み物Mau pesan minuman apa?(飲み物は何を注文しますか?)
bangunan建物Bangunan itu sangat tinggi.(あの建物はとても高い。)
tanaman植物・作物Tanaman padi tumbuh di sawah.(稲は水田で育つ。)
pikiran考え・思考Apa pikiran kamu tentang hal ini?(この件についてどう思いますか?)
buatan〜製・製品Ini buatan tangan.(これは手作りです。)
manisan砂糖漬け・甘味Manisan ini terbuat dari pepaya.(この砂糖漬けはパパイヤから作られています。)
lautan大洋Lautan sangat luas dan dalam.(大洋はとても広く深い。)
sayuran野菜類Kita harus makan sayuran setiap hari.(毎日野菜を食べるべきです。)


📚 もっと深く学びたい方へ

「makan(食べる)」が「makanan(食べ物)」になるのは基本ですが、「ratus(百)」が「ratusan(数百の)」や「hari(日)」が「harian(日刊の・日給の)」に変化するメカニズムを完璧に説明できますか?

接尾辞 -an は単に名詞を作るだけでなく、数詞と組み合わさって「単位」を表したり、時間と組み合わさって「頻度」を表したりと、中級レベルの語彙力を支える重要な鍵です。

有料記事では、教科書には載っていない「数字・時間・場所」にまつわる -an の高度な活用法と、ネイティブが使い分ける「-an 名詞」と「pe- 名詞」の決定的な違いを徹底解説します。あなたのインドネシア語を、単なる「単語の羅列」から「構造的な理解」へと引き上げましょう!


応用単語

単語意味例文
tahunan毎年の・年間のIni adalah laporan tahunan.(これは年間報告書です。)
pakaian衣服Pakaian tradisional Indonesia beragam.(インドネシアの伝統衣装は多様です。)
harian日刊の・毎日のKoran harian terbit setiap pagi.(日刊紙は毎朝発行される。)


豆知識

-an 接尾辞は名詞を作る最も基本的な方法の一つです。動詞の語根に-anを付けると「その動作の結果・産物」になります。tulis(書く)→ tulisan(文章)、makan(食べる)→ makanan(食べ物)。このパターンを覚えると、語彙力が一気に広がります。


📚 もっと深く学びたい方へ

-an には「模倣」の意味もあります(例:mobil-mobilan = おもちゃの車)。有料記事では重複と-anの組み合わせなど応用パターンを解説します。


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